突然ですが
三国志、お好きですか?
私は、好きです。
特に好きなのは
北方三国志
となります。
こちら
「ほっぽう三国志」
ではなく
「きたかた三国志」
と読みます。
「三国志は知っているけど…『きたかた』ってなんだ?」
と思われる方も多いかもしれません。
「きたかた」というのは、人の名前で
われらの 北方謙三 先生(1947年10月26日生 年齢76歳)を指します。
◆北方先生のお姿
(ネットから拝借しました)

言わずと知れた、日本を代表するハードボイルド作家です。
(表情も、風貌も、何とも格好よくて、憧れますねー)
私の青春時代に
先生は「ホットドッグ・プレス」という情報誌で、
「試みの地平線」というエッセーを掲載されていました。
◆試みの地平線

このエッセーを通じて、先生からは、多くの人生指南をいただきました。
本を読むことの重要さはもちろん
先生の口ひげは★★するときの武器だとか
数え上げればきりがありません><
話がそれましたが
三国志の話に戻します。
三国志は
Wikipediaによれば
群雄割拠していた時代(180年頃 – 280年頃)の
約100年に亘る興亡史ということです。
一般的には、
吉川英治先生の小説「三国志」
横山光輝先生の漫画「三国志」
などが有名で、よく知られているかと思います。
これらの作品ももちろん素晴らしいのですが、
やはり、私は、北方三国志に惹かれます。
北方三国志の特徴としては
1)とにかくキャラ立ち(様々な登場人物が主人公)
2)さらに各キャラが濃い(喜怒哀楽や感情の起伏に富む)
3)劉備(善人)VS曹操(悪人)の対立構造ではなくそれぞれの正義が描かれている
4)張飛(酒好きで強いキャラ)は思慮深いキャラになっている
5)呂布(裏切者キャラ)もひたすら一途で格好よい
など
でしょうか。
特に4)や5)あたりは、
他の三国志とは違った特徴的なところだと思います。
◆愛読書「北方三国志」

この本も、やはり、
読むときの雰囲気づくりが大切になります。
たとえば
家族が寝静まった週末の夜。
ロックグラスにウイスキーを淹れて
北方三国志はいかがでしょうか?
ハードボイルド感あふれる
春秋戦国時代にトリップできる。
何とも幸せな時間となります。
興味のある方は是非!
北方三国志の世界をご一緒ください。
弁護士 奥山 倫行
