1.はじめに
はじめまして。2024年5月1日付けで新しくアンビシャス総合法律事務所に入所して執務をしている弁護士の橋本健志(はしもとたけし)と申します。
今回は、弊所のメールマガジンをお読みいただいている皆様に対しての入所のご挨拶として、自己紹介をさせていただきます。
2.生い立ち
1991年に福岡市で生まれました。幼少期は父の転勤の関係で東京や大分での生活も経験しましたが、幼少であったゆえに正直あまり記憶はありません。小学校1年生のときに福岡市に戻り、以後高校卒業までを福岡市で過ごしたので、子ども時代の思い出は福岡でのものがほとんどです。
高校卒業後、北海道大学法学部への進学を機に札幌に移住しました。そこで雄大な自然の中で四季折々の豊かな風景を楽しむことができる北海道の地にすっかり魅了されてしまったのが私の人生のターニングポイントとなり、2018年1月に札幌で弁護士になるに至りました。

神威岬(積丹町)にて、積丹ブルーの海を目の前にテンションが上がっている大学時代の私です。

新栄の丘展望公園(美瑛町)の雪原にて、夕日をバックにテンションが上がっている大学時代の私です。
弁護士となってから6年4か月ほど札幌市内の他の法律事務所において執務をしておりましたが、今般、大好きな北海道の地において北海道の人々の役に立つ仕事をしたいという私の想いが、「企業の成長と存続を支援し地域社会に貢献する。」という理念の下で弁護士業を営むアンビシャス総合法律事務所の理念に共感し、入所する運びとなりました。
3.人となり
(1)趣味
子どもの頃からサッカーに親しみ、現在も、札幌弁護士会所属の弁護士を中心に構成される札幌法曹サッカー部において、定期的に活動をしています。幼少期に憧れた私にとってのヒーローが当時の日本代表GKの川口能活さんであったということもあり、ポジションはGKを務めています。

毎年年始に開催される出身高校のサッカー部のOB会の初蹴りに参加した際の私です。
実は弊所には私の他にも札幌法曹サッカー部に所属する弁護士が複数在籍しており、今般の私の入所に際しても、移籍話が浮上する発端となったのはそのサッカー仲間たちとのご縁でした。今後は、これまでにグラウンド内で培ってきたチームワークを業務面にも活かして良い仕事をしていきたいものです。

2023年11月の全国法曹サッカー大会に参加した際の集合写真。後列左から3人目の緑のGKユニフォームを着用しているのが私です。弊所の森谷弁護士(後列左から4人目)、髙塚弁護士(後列左から6人目)、白石弁護士(前列左から1人目)も笑顔で収まっています。
(2)地元自慢
九州出身の身でありながら遠く離れた北海道において弁護士をしていると、地元に思い入れが無いのかと疑問を持たれることも多々ありますが、そんなことはありません。北海道を大好きであるのと同じくらい、九州も大好きです。司法試験合格後は司法修習ということで1年間の研修を受けることになるのですが、私はそこで大分市に配属され、その司法修習期間においても九州各地を巡り、地元の良さを再発見することもできました。
以下では、地元自慢ということで、私の趣向のご紹介も兼ねて、私が考える九州の魅力ベスト3を紹介させていただきます。
【第三位】景勝地
我が国における「キング・オブ・大自然」である北海道において他所の土地の自然の良さを語るのは多少気が引ける思いもしますが、九州にも他所に誇れる景勝地はたくさんあり、いずれも北海道の景勝地とは一味違った魅力を有しています。
高千穂(宮崎県)の神秘的な峡谷や、阿蘇(熊本県)のスケール抜群のカルデラなどが有名どころではありますが、私が特に一押ししたいのは、自然と文化財との見事なコントラストを楽しむことができる天草(熊本県)です。
2018年に「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の一部として世界文化遺産に登録された海沿いの崎津集落は、どこか異国情緒も感じさせる趣深い風景で、九州の中でも私の大好きな観光地です。
【第二位】温泉
九州には火山が多い影響で、別府(大分県)、嬉野(佐賀県)、黒川(熊本県)、霧島(鹿児島県)など、各地に温泉があります。司法修習中には、配属先である大分市の隣に位置する別府市の別府温泉に足繁く通ったほか、旅行で様々な温泉地に行きました。
その中で私が一押ししたいのは、古湯温泉(佐賀県)です。温泉街自体は小規模で、有名な温泉地のように時間をかけて散策するのにはあまり向いていませんが、泉質が抜群です。山の中で柔らかい泉質のぬるめのお湯に長時間浸かってリラックスしていると、日々の喧騒を忘れて非日常感を満喫することができます。九州の玄関口であり私の生まれ育った街でもある福岡市の中心部から車で一時間程度という気軽な距離感も嬉しいポイントです。
【第一位】グルメ
九州の魅力を語る上で、何と言ってもグルメは外せません。
北海道のものとは一味違った種類の各種魚介や肉などの素材も優れている上、個性豊かな郷土料理も豊富です。福岡だけでもラーメン、うどん、もつ鍋などが挙げられるほか、とり天(大分県)、チキン南蛮(宮崎県)、ちゃんぽん・皿うどん(長崎県)、からし蓮根(熊本県)など、九州各地に魅力的な郷土料理があります。
その中で私が帰省の度に食べる大好きな郷土料理は、福岡の水炊きです。鳥の旨味がたっぷりとしみ込んだ出汁を味わうところから始まり、好みに合わせた薬味を付けてメインの鶏肉を楽しみ、最後にはご飯と卵を入れて雑炊にするという一連の流れは、筆舌に尽くし難い至福の時間を提供してくれます。
ちなみに私のお気に入りの福岡の水炊きのお店は、「岩戸屋」というお店です。数年前に弊所の白石弁護士が友人と福岡旅行に行くということでお勧めの食事処を尋ねられたときにもこの「岩戸屋」を紹介し、白石弁護士からも高評価を得ました。
4.最後に
今回このような場で自由に自己紹介の記事を書かせていただきましたが、皆様に自分の人柄をお伝えする記載内容を検討することで、「自分は一体どのような人間なのだろうか」と見つめ直す良い機会となりました。これをきっかけに自らの個性を自覚し直した上で、それを活かしてクライアントの方々から「この人に依頼して良かった」と思っていただけるような仕事をできるように、日々の業務に励んでいきたいと思います。
弁護士 橋本 健志
