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札幌に来て早くも15年が経ちました。

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 当事務所は、2007年に私と奥山弁護士とで開設しました。私自身は名古屋出身なのですが、札幌に来てから、「なぜ札幌に開設したのですか?」と何度も聞かれました。

 奥山弁護士と事務所開設するにあたり、いくつかの候補があったのですが、最終的にはどちらかに縁の強い地がよいだろうということで、奥山弁護士の出身地である札幌に来ました。正直、私自身は、出身地の名古屋でも、それまで働いていた東京でもなく、札幌に来ることについて抵抗は全くありませんでしたし、あまり深く考えていたわけでもないので、上記の質問を何度かされたことが意外でした。

 私は、大学卒業後に約7年間、民間企業に勤務していました。新入社員研修を経て、最初の勤務地は本社のある大阪、その後、東京支社(という名の千葉にある支社)に勤務し、このまま続ければ事業所のある奈良、栃木、広島等に異動になることも予想していました。初任地の大阪も、私にとっては初めて行く地でしたが、会社員ならどこに転勤になるかもしれないのは当然という感覚でした。
そのような感覚が身についていたので、札幌に来ることについては、深く考えず、悩みもしなかったというのが実際です。

 実際に住んで最初のころの感想は、「寒い!」というのと「美味しい!!」というものでした。寒さについては当然覚悟していたのですが、覚悟が不十分でした。自分自身がこれほどまでに寒さに弱いということを、札幌に来て初めて知るに至りました。ただ、最初の2~3年は強烈な冬の寒さを感じた記憶があるのですが、ここ数年はそれほど感じることはありません。温暖化の影響で冬の厳しさが少しずつ緩やかになっているからなのか、単に私に耐性ができたからなのか、原因はわかりませんが、冬の寒さをそれほど辛く感じなくなりました。

 何を食べても美味しいというのも私にとって感動的でした。スーパーで購入する安い食材でもなんでも美味しいのに驚きました。東京でも大阪でも、ものによっては、私にとって「美味しくない」ものはありましたが、こちらに来てからはそういう経験は殆どありません。

 札幌に来て早くも15年が経ちました。これまで、札幌圏内ではあちこちに行きましたが、道内の他の地域については、数えるほどの地にしか行けていません。コロナ禍で自家用車での移動が多くなり、車の運転を前よりも楽しめるようになったので、今後は道内の色々な地域に車で移動して、より北海道の魅力を感じていきたいと思っています。

弁護士・弁理士 安藤 誠悟