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ALO合宿報告(2022年度)

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1.はじめに

 当事務所では、一年に一度、所属弁護士を中心としたメンバーで一泊二日の合宿を行います。札幌を離れて勉強会を開催し、夜はご当地で懇親を深め、翌日はアクティビティを行うという流れが慣例です。寝食を共にすることで、普段の業務上の関係性を超えて、事務所内部の団結力を強め、また、アクティビティについては、人間的な成長に繋がる学びの機会を得るという目的があります。
 昨年(2022年)は、富良野市で合宿を行いました。
 参加者は、当事務所の所属弁護士、安藤、奥山を始めとする10名と、アンビシャス東京法律事務所に所属する應本健先生の総勢11名となりました。


2.1日目

(1)富良野文化会館で勉強会を行いました。
 勉強会では、まず、東京で活躍されている應本先生が、日々の業務の取り組みなどをテーマに話をされました。應本先生は東京の法律事務所で、弁護士1人体制で業務にあたっています。東京で扱う企業法務の分野は、最先端で未知の問題に直面することもよくあることから、普段、札幌で活動する私たちにとっても刺激的かつ有益な話を伺うことができました。

勉強会

 
 続いて、この2年の間に、当事務所に入所した古高(68期)、白石(73期)、草薙(74期)から、自身の自己紹介や、業務の中で苦戦したこと、今後やってみたい業務分野等についての発表がありました。それぞれが自由なスタイルで、発表し、業務中には分からない考え方や、各人の経験に触れることができました。
 自己紹介の際、各弁護士とも、自身の幼少期の頃の写真を用いて、かわいさをアピールするという安易な手法を用いていた点については、今後の課題となりそうです。

勉強会

 
 また、ライフスタイルに合わせた業務体制を推進するため、定期的なリモートワークを行っている田上から、リモートワークのメリットやデメリットについて実体験に基づいた報告がありました。
 最後に、事務所の今後の展望やあり方についての認識を改めて共有し、勉強会を終えました。

勉強会


(2)勉強会の後は、今回の宿泊先だったホテルムニン富良野に移動しました。
 ホテルムニンは、2018年にオープンしたホテルで、「北欧」と「和」が融合したデザイナーズホテルです。JR富良野駅から車で8分の立地で、近くに自然を感じることができる落ち着いた雰囲気のあるホテルでした。
 当事務所は、開業以来支援させていただいており、主に担当している田上は、実際に出来上がったホテルに初めて訪問することができ、感慨に耽る場面もありました。
 大浴場やワインバーなど、洗練された設備のほか、斬新かつ温かみのある客室で、日頃の疲れをしっかりと癒すことができました。
 館内の様子は、こちらからご確認いただけます。

「ホテルムニン富良野」https://www.hotelmunin.com/

 夕食は、ホテルのレストランで、素敵な料理とお酒を堪能させていただきました。

懇親会

 
(3)2次会は、ホテル近くの飲食店に移動し、若手弁護士が中心となって準備した余興などを行いながら楽しい時間を過ごしました。

2次会

 
 札幌で行う懇親会と違って、開放感のある中で過ごした時間はとても充実したものとなりました。以下は、懇親会の様子です。

【シーン1】
 普段一緒に業務をすることが多い弁護士から、感謝と労いの言葉を込めた手紙が朗読されました。読むほうも読まれる方も恥ずかしさを隠し切れない甘酸っぱさと、中年男性の風貌とのギャップが何とも新鮮でした。

懇親会


【シーン2】
 今回、合宿の準備を中心になって進めてくれた三本竹に向けて、筆者が作成したサプライズ動画を放映しました。いろいろと苦労してきた三本竹を労い、感動してもらうために時間を費やした、筆者渾身の作品となりました。

懇親会


【シーン3】
 先程のサプライズ動画を見て、なぜか奥山が涙するという、意図せぬ感動もありまし た。

懇親会


【シーン4】
 誰からともなくやたら集合写真を撮りたがるのが当事務所の魅力の一つです。

懇親会


3.2日目

 素敵なホテルに別れを告げて、2日目は、アクティビティを行いました。

2日目

 
 例年、現地の自然や文化に触れながら、学びを得て人間的な成長に繋げることを目的にアクティビティを行っています。
 今回は、富良野自然塾を訪問し、富良野の大自然の中で環境問題について学びました。
 富良野自然塾は、作家の倉本聰さんが主宰するもので、ゴルフ場跡地を元の森に還す「自然返還事業」と、そのフィールドを使った「環境教育事業」が行われています。

富良野自然塾

 
 この日は、地球46億年の歴史を460メートルの距離に置き替えた山道を、インストラクターの小川さんの解説とともにめぐりました。
  山の中を散策しながら行う環境についての勉強の最後は、植樹体験を行うことができました。ゴルフ場に開発された土地に、元の森林になった姿を想像しながら植樹しました。

植樹体験

 
 鳥のさえずりや木々の葉がこすれ合う音を直接耳にしながら、環境や地球の歴史に触れるという機会はなんとも新鮮で、小川さんのユーモア溢れる解説とともに、充実した学びの機会を得ることができました。
 富良野自然塾の活動内容はこちらからご確認いただけます。

 「富良野自然塾」https://furano-shizenjuku.com/about_us/

集合写真

 
 最後に、もはや何度目か分からない集合写真を撮り終えて、今回の合宿も無事終了しました。

 余談ですが、当事務所の奥山は、2009年から、「弁護士奥山倫行のロック裁判所」というラジオ番組にレギュラー出演しています(最新の放送で第728回を迎える長寿番組です)。この日、インストラクターを務めていただいた富良野自然塾の小川さんは、なんとこの番組のリスナーで、後日、番組宛てにメールを送ってくださったとのことです。
 仕事だけでない様々な人との出会いや繋がりをこれからも大事にしていきたいです。
 (もし「弁護士奥山倫行のロック裁判所」に興味をお持ちになった方は是非こちらをご覧ください → https://rockcourt.net/

4.さいごに

 2016年から始まった合宿も今年で8年目を迎えます。新型コロナウィルスのため開催できない年もありましたが、改めて、合宿の楽しさや重要性を感じることができました。

 当事務所では、一つの案件を一人で取り組むのではなく、案件ごとに複数人のチームで解決することを基本としています。チーム内の阿吽の呼吸で、最良の業務が行えるように、こういった機会を今後も大切にしていきたいと思います。

弁護士 森谷 拓朗