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夕日と日の出の彩る世界

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1.はじめに

 私の一番の趣味はサッカーです。子どもの頃からサッカーに親しみ、今でも休日は隙があればグラウンドで汗を流しています。そんな日々を過ごしていると、弊所の先輩弁護士からは「橋本ってマジでサッカー以外の趣味ないよね」という発言を受けました。暗に人のことをつまらない男呼ばわりする、酷い悪口です。
 これを踏まえ、前回メンバートークを担当した際には、「息子(4歳)から覗く鉄道の世界」と題して、鉄道好きな息子とのレジャーとしての鉄道の追っかけ活動についてお話させていただきました(令和7年7月配信第31号参照)。すると今度は弊所の後輩弁護士から、「橋本さんって自分のクリーンなイメージ作りのために家族を利用してる節がありますよね」という発言を受けました。信じられません。いったいどれだけ汚れた心で人のことを観察したらそのような歪んだ評価になるのか、クリーンな私にはまったく理解できません。
 そこで今回は、サッカーとも家族とも無関係な私の趣味として、夕日巡り&日の出巡りについてお話したいと思います。

2.夕日の魅力

 私が夕日巡りに目覚めたのは、大学生のときです。福岡の高校から北海道大学に進学して、北海道の雄大な大自然と出会った私の心を最初に魅了したのは、美瑛町の夕日でした。
 大学の友人たちとのドライブの中で休憩のために車を停めて降りると、たまたま目に飛び込んできたのが雄大な大地に溶けていくように沈む美しい夕日でした。ゆっくりと沈んでいく夕日を眺めながら、時の流れもゆっくりになったかのように錯覚させられ、そのときの感動は今でも鮮明に覚えています。

↑美瑛町の雪原に沈む夕日


3.日の出の魅力

 そんな私が夕日巡り以上に好きなのが、日の出巡りです。
 日の出の魅力は、太陽の偉大さを強烈に感じることができる点です。とりわけ北海道では、冬はもちろん夏ですらも日の出前は肌寒い日が多くあります。その中で、熱い缶コーヒーを片手に凍えながら日の出を待っていると、ようやく昇ってきた太陽の姿は格別に見えます。視覚的な美しさはもちろんですが、日の出とともに一気に体が温まり、太陽の偉大さを全身で感じることができます。

↑本土最東端、納沙布岬(根室市)から昇る日の出


4.お気に入りの夕日三選&日の出三選

 以下では、私がこれまでに実際に見て印象に残っている夕日と日の出を、それぞれランキング形式で紹介させていただきます。残念ながらカメラは別に私の趣味ではなく、安物のデジタルカメラで撮影した写真なので、美しさがどこまで伝わるかは分かりませんが、少しでも魅力が伝わりますと幸いです。


【夕日部門第3位】

 夕日部門第3位は、グラバー園(長崎市)の夕日です。グラバー園は北海道の方にはあまり馴染みがないかもしれませんが、スコットランド人の商人トーマス・ブレーク・グラバーの旧邸があった敷地内に長崎市内の歴史的建造物を移築した長崎の一大観光名所で、世界遺産「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成資産でもあります。長崎港を見下ろす小高い丘の上にあるグラバー園から望む夕景は、対岸の造船所なども同時に視界に入ってくることもあり、産業の発展と自然の美しさを同時に感じさせる趣深い風景です。

【日の出部門第3位】

 日の出部門の第3位は、尾岱沼(別海町)の日の出です。厳冬期に気象条件が揃うと、空気の温度差による光の屈折が生じ、四角い太陽を見ることができるという日の出の名所です。私が行った日は水平線が雲で隠れていたこともあり、四角い太陽を見ることはできませんでしたが、氷点下20度の極寒の中で凍えながら見た日の出は、空気が澄み切った場所ならではの美しいオレンジ色で、日の出とともに寒さを忘れるほどの美しさでした。

【夕日部門第2位】

 夕日部門の第2位は、瀬戸内海のサイクリングスポットであるしまなみ海道の亀老山展望公園(愛媛県今治市)の夕日です。今治市で借りたレンタサイクルを漕いで汗だくになりながら山道を登った先には、夕日をバックに来島海峡大橋を見下ろすことができる絶景が待っています。展望公園に売っていた藻塩アイスも絶品で、汗で水分と塩分を失った身体には何よりのご馳走だったことも思い出深いスポットです。

【日の出部門第2位】

日の出部門の第2位は、阿寒湖温泉(阿寒町)の日の出です。何の展望施設でもなく、温泉街の旅館から徒歩で散策できる場所から眺めた日の出ですが、神秘的な阿寒湖と雄大な雄阿寒岳のコントラストが非常に印象的でした。美しい日の出で心を洗った後には、すぐに旅館に戻り上質な温泉の朝風呂で身体を洗うという贅沢極まりない体験をすることができました。


【夕日部門第1位】
 夕日部門の第1位は、真玉海岸(大分県豊後高田市)の夕日です。干潟の縞模様と夕日が織りなす絶景は非日常的な世界を作り出し、絵画のような美しさを感じさせる光景でした。

【日の出部門第1位】

最後に紹介するのは津別峠(津別町)の日の出です。屈斜路湖を見下ろす展望施設は雲海の名所でもあり、私が行った日は視界いっぱいの雲海が広がっていました。日の出とともに空と雲海の色が変わっていく様子が格別でしたので、以下では4枚の写真を順番にご覧になり、時間の流れとともに変わる景色の美しさを少しでも感じていただけますと幸いです。

  ①

  ②

  ③

  ④


5.最後に

 5年前に子どもが生まれてからはハードな旅行が厳しくなり、夕日や日の出を目当てとする旅行にはなかなか行けていませんが、子どもの成長とともに、「むしろ子どもの感受性を育むためにも、そろそろ夕日巡り&日の出巡りに子どもを連れ回しても良いのではないか」という発想も出てきた今日この頃です。
 皆さんの地元や所縁の地で、良いスポットがございましたらぜひご教示ください。

弁護士 橋本 健志